ZER0織 Official Blog

ZER0織の曲の紹介や裏話などを綴るブログ

曲紹介:Prologue Amethyst


Rana生誕3周年以来の投稿になります。
22作目の作品『Prologue Amethyst』についてのお話です。




この作品は動画の説明文にも記載されているように、
初投稿作品『やすらぎAmethyst』のもととなった曲です。



今回公開した『Prologue Amethyst』は歌詞の一部書き直しと
アレンジをし直したものです。(そのまま投稿してはそもそも没にした意味がないので...)
具体的には歌詞に関しては、冒頭の「はじまりのゼロ ここは白紙の世界」
という部分を変えています。
実は全部書き換えようと考えていたのですが、
2行(動画の歌詞表示では1行)だけ書き換えた後しばらく着手せずに放置していまい、
後日見直した時にこれでも大丈夫かなと思い進めた結果、
冒頭の部分だけ変えた形になりました。
アレンジに関してはもとの曲は『やすらぎAmethyst』よりもやたら音数が多くて、
ごちゃごちゃしたものだったので、よりシンプルにした結果今回のアレンジになりました。

『やすらぎAmethyst』では、
機械に囲まれて便利であることは不便だということを言っている作品ですが、
もとの曲は実は全然違う内容なんですよね。(それが没にした原因でもあったのですが...)
『Prologue Amethyst』は、失恋してヒトリになったもののお話なんです。
ここで出てくる主人公は自分を責め続けて、殻に閉じこもって、
でもそれではダメだから、癒しを求めたっていう内容の。
当時この作品を一作目に持ってこれなかったのはこの詞を初投稿として出す勇気がなかった。
はじめの一歩を踏み出すのは以外と難しいことで、今になって思えば、
Ranaと「ボカロPになりたい!」という雑誌にであっていなければ、
そもそも初投稿することもなかったのかもしれないと思うほどです。
だからこそ、初投稿のきっかけとなったRanaを使い続けいているんですよね。
ここまで22作品でRanaだけ皆勤ですから...

曲紹介から話がそれてしまいましたが、今回のイラストは『やすらぎAmethyst』と
関連をもたせています。今回のイラストだけ見れば拾うようにもとれるようにし、
『やすらぎAmethyst』と関連させてみると、この作品から『やすらぎAmethyst』へ、
リレーするような意味合いをもたせています。
これは、『やすらぎAmethyst』には前があったんだよという意味にしたくて、
今回の作品を出す時からずっと決めていたことなんです。
『Prologue Amethyst』は1作目では没にしたものの、
いつか別の機会に公開したいとは思っていました。
(特に昨年やっていた「ZER0織のひっそりRadio」の時から...)

この作品を公開したことがはたして良かったのかどうかはわかりませんが、
この機を逃したら、公開できないなと思って投稿しました。
(もしかしたら、気がついたら消えてるかもしれませんが...)


久しぶりのブロマガかつ過去の遺物のお話だったので、
少しまとまらないものを書いてしまいましたが、
拙い文章を最後までご高覧頂きありがとうございました。